時計修理 オーバーホール

時計の電池交換をしても遅れるのはなぜ?修理で何とかなるもの?

時間も正確で信頼性の高いクオーツの時計、とても便利です。電池交換を行えば2~3年動き続けてくれますし、電池交換に掛かる費用も安くランニングコストも優れています。

使い勝手の良い時計ですが、電池を交換してそんなに日付も経っていないのに時間が遅れていたら…

時間が遅れる事などないだけに、いざ現象を見てしまうと信じられない思いです。原因はなんなのでしょうか。修理はできるものでしょうか。と悩んでしまいそうです。

今回はクオーツ時計の時間が遅れる原因について解説していきたいと思います。

電池を変えても時間が遅れる原因について

まずは時計が遅れる考えられる原因を紹介していきます。通常は電池を交換すれば2~3年は持ちます。

それなのに遅れだしてくるという事は、やはりなにかしら時計の動作に影響を与えているはずです。因みにクオーツ時計が遅れてくる原因で、一番多いのは「電池切れ間近である」ことです

動力である電力がなくなってくる事で動作しきれない状態になってくるのです。時計によっては電池切れ間近になると2秒運針(2秒単位で進む)で電池切れギリギリまで動いてくれるものも存在します。時間が遅れないよう配慮しているのです。

今回は電池寿命がくる前の状態遅れてくる原因です。影響を与えてしまう原因の種類を知っておけば、いざ遅れてきた場合に原因を掴みやすいです。

時計が磁力を帯びてしまった(帯磁)

時計が磁力を帯びてしまうと、時間は大きくずれてしまいます。元々クオーツ時計には磁力を有している部品があるのですが、本来磁力があってはいけない部品まで帯磁してしまう事で動作に狂いが生じてしまうのです。

時計が帯磁してしまう原因としては、磁力を発している物の近くに長時間置いておく事で帯磁してしまいます。

「磁力を発するもの?」

なさそうと感じるかもしれませんが、磁力を発しているものは意外と多いです。パソコン、テレビ電子レンジなどの家電からスマートフォンまでと結構身近な物です。

私自身は時計を帯磁させた事はありませんが、クレジットカードが使えなくなった事はあります。

カバンのマグネットの留め具の磁力で、カード情報を消失してしまいました。磁力は水気と並んで時計には大敵です。長時間に渡って近づけない事をお勧めします。

パソコンに1日向かう仕事など、長時間に渡って磁力のある場所にいた形跡があれば帯磁を疑ってみても良いかもしれません。

時計の内部の部品の油切れ

時計の内部の部品同士を円滑に動作させるために注油されている箇所がありますが、油が乾いてくる事で動作に負荷がかかり時間が遅れてくる事があります。

油が乾く程ですので、やはりある程度の長期間使っている時計に発生しやすいです。時計のメンテナンス不足の部類に入ってくるのではないでしょうか。

原因としてはこちらが、一番多くなってくるかもしれません。本来かからない負荷がある状態で動いていますので、可能であればなるべく早く時計店でオーバーホールなり修理してもらった方が良いです。

また長期間メンテナンスしていない、併せて動作をさせていない場合は、動作自体しないかもしれません。この時は無理に動かす事はNGです。

油が固着した状態で無理に動かすと、部品が破損してしまう可能性もでてきます。時計を長らくメンテナンスしていないのであれば、「油切れ」の可能性が高いです。

時計の内部にチリやホコリが蓄積している

時計の内部は密閉した空間ですが、長期間に渡って使い続けると、小さなちりやほこりが内部に侵入してくる事があります。

この汚れが蓄積する事で、時計の動作に負荷がかかり結果遅れてしまうようです。上記の油切れと同様、時計を長期間メンテナンスとしない事が原因です。

油切れと汚れの蓄積は、セットで考えても良いかもしれません。チリやホコリが原因の場合も無理に動かさずに修理に出した方が良いです。

時計の内部の電子部品が故障している

時計の内部は小さな部品組み合わさって動作しています。クオーツ時計の場合は、動作の部分を電子部品で制御しているのですが、この電子部品が不調もしくは故障してしまう事で時間が遅れてくる事もあります。

故障の原因としては様々考えられますが、私自身経験した事があるのは時計を落とした事で不調となった事はあります。

動作はしていたので、特に何も影響ないと落とした直後は思っていたのですが、翌日時計を見ると遅れていました。電池を交換しても改善せず結局使わなくなってしまいました。

時計に強いダメージを与える以外にも、長期間使い続ける事もあります。それに個体差もあるのです。電子部品の不調は、運に作用される部分もあると割り切った方が良いのかもしれません。

時計の電池交換をしても時間が遅れてきた時の対処

上記の原因から推察できるかもしれませんが、まずは無理に動かさない事です。動作に負荷が掛かっている状態で無理に動かしている可能性があります。

動かし続ける事で部品自体が壊れてしまう可能性がでてきます。なるべく早めに時計店で修理する事をお勧めします。

似た症状で「長らく動かしていない時計を、久々に電池を交換してみる」です。いざ電池を入れても動かない事があります。

よくよく見ると秒針は「ぴくっ」と若干動こうとしている感じがします。少しでもアシストしてあげると動きだしてくれそうです、

しかしここで無理に動かすのはNGです。長らく動かしていない事で油が固着している可能性があります。

無理にアシストすれば固着した油と接触している部品が破損してしまう恐れがあるのです。時間が遅れているのも同様の可能性があります。

症状から考えて「オーバーホール」となる可能性も高いので、修理前に見積り金額を聞いておくと良いかもしれません。なにかともあれ早めの対処をお勧めします。

時計の修理はどこに出す?

時計の修理を行ってくれる時計店、時計修理の専門店、高級ブランドの時計であれば販売店でも対応してくれます。

電池を交換して間もないのであれば、交換したお店に一度見てもらっても良いです。

持ち込んだとしても回復の可能性は低いかもしれませんが、「電池の残量があるにも関わらず時間が遅れてしまう」の原因が特定できます。

修理するお店は予算や時計によって選択されてみてはいかがでしょうか。

修理の内容はやはりオーバーホール?

オーバーホールでの対応となる可能性は高いです。クオーツである特性上ムーブメント自体を載せ替える事もあるかもしれません。

時間が遅れてくる原因の多くはメンテナンス不足に起因する場合が多いです。

ただ必ずしもオーバーホールとなる事でもありません。私の母親が使っているクオーツ式の懐中時計は、30年近く使っていますが一度もオーバーホールはしていません。

2年ごとに電池交換を行っているのみです。ただ電池交換を行っているお店は、ずっと同じです。

もしかしますと電池交換の際に、簡易的なクリーニングもしてもらっているのかもしれません。使っている本人も大事にしているので、使い方にもよるはずです。

推測するにオーバーホールか簡単な補修ですむかは、使い方にもよるのではないでしょうか。

まとめ

今回は時計の電池を交換したにも関わらず、時間が遅れてしまう原因について解説しました。原因として考えられるのはこちらになります。

  • 時計が磁力を帯びてしまった
  • 時計の内部の部品の油切れ
  • 時計の内部にチリやホコリが蓄積している
  • 時計の内部の電子部品が故障している

整理すると「時計のメンテナンス不足」もしくは「帯磁」のパターンになってくる事が分かりました。

「帯磁」は特定の場所に、長時間置いていなければならない事を考えると「時計のメンテナンス不足」である確率が高いのではないでしょうか。

時計のメンテナンスを長期間しないのが良くない事が、改めて確認できました。

 

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