時計修理 オーバーホール

ロレックスの修理はいつまで可能?廃盤品となっても使い続ける方法

もうかれこれ30年以上このロレックスを使用しています。いつまで使えるのでしょうか?
機械式腕時計はよく一生物と聞きます。メンテナンスを定期的に行えば永遠に使い続ける事できるのでしょうか?

このように機械式腕時計が実際にはどれだけ使えるのか気になった事はありませんか。ロレックスではありませんが、100年以上前の懐中時計が存在したりします。

今使っているロレックスも、同様に使えるのでしょうか。故障させない様細心の注意を払い、良い状態を保ち続ける事ができれば確かにそうかもしれません。しかし実際には腕に巻いて日々使用します。

使用する限り、色々と時計には負担が掛かってくるものです。長く使えば動かなくなる事もあるかもしれません。

修理の際、場合によっては中の機械の部品の交換が必要になってくることもあります。しかし交換部品が用意できなければ…

因みにロレックスは、対象のモデルが廃盤品となった後の部品保有年数は25年間です。この期間を過ぎてしまえば、ロレックスは交換部品を持ち合わせていない事になります。

今回はロレックスが廃盤品となっていつまで使い続ける事ができるのか、機械式腕時計の寿命はどれくらいなのかを探っていきたいと思います。

新品でロレックスを購入した場合の保証について

まずは、新品で購入したロレックスの保証がいつまでなのかを参考までに確認してみましょう。

中古で購入した場合と違って廃盤の心配もありませんし、廃盤となっても25年間の交換部品の保持期間があります。新しいモデルであれば、少なくとも廃盤品となった後の心配もしなくてよさそうですね。

因みに並行輸入品(販売窓口が正規メーカーではない時計。本物ではある)は除きます。並行輸入品は、並行輸入のロレックスを取り扱った代理店が定める保証期間が設定されているかと思われます。

正規販売店で購入したロレックスの保証期間は5年

新品のロレックスを、正規の販売店で購入した場合の保証期間は5年となっております。高額な時計だけに保証の期間も手厚いです。

保証内容としては自然な使用状況での故障に限ります。水没による水気の時計内部への侵入や、落下等の使用者側の不注意で発生した分は保証対象外との事です。判断が難しい場合は、相談してみましょう。

どこの時計ブランドも、アフターサービスに力を入れている昨今です。だたそれにしても5年もの期間は、数ある時計ブランドの中でも長い期間になるのではないでしょうか。

手厚い保証期間からは、ロレックスの品質の良さが伺えます。高額な時計だけに保証の部分は気になる所ではありましたが、5年もの保証期間があれば安心ですね。

ロレックスを正規メーカーでオーバーホールした場合は2年間の保証期間がつく

ロレックスは購入した時と、その他にオーバーホールした際にも保証期間がつきます。期間は2年です。

新品で購入した際、5年の保証がついていました。5年のサイクルでオーバーホールを考えているとすれば、次回のオーバーホールまで保証も切れず安心して使えそうです。

更に正規メーカーである日本ロレックスでオーバーホールを行えば、2年の保証期間が新たにつく事になります。

つまり正規メーカーで購入し、5年後にオーバーホールを行えば、最長7年の保証を受けられるという事になります。その後もオーバーホールを行えば、都度2年の保証期間です。

オーバーホールした際には、保証書も発行されます。正規のルートでロレックスを購入していない場合は、一度正規メーカーにてオーバーホールを行うのも良いかもしれません。

2年間の保証期間のみでなく、正真正銘のロレックスである事を立証してくれるのは安心です。

正規メーカーと時計修理専門店でオーバーホールした際、保証期間はこちらになります。時計修理専門店は店舗によって保証期間を定めているようです。気になる店舗がありましたら事前に確認すると良いでしょう。

正規メーカー 2年
時計修理専門店 1年(平均)

ロレックスの保証期間が過ぎてしまった後の修理について。断られてしまう事はある?

ロレックスは保証期間が過ぎてしまっていても、問題なく修理は行えます。但し保証期間が過ぎてからは、有料での対応となります。

また、正規のルートでの購入し、通常に使用していれば断られる事はないでしょう。修理を断られる理由としてはこちらが考えれます。

  • 改造品のロレックス
  • コピー品のロレックス

改造品とは文字盤やケース等の時計の部品が、社外品に変わってしまっている事です。ロレックスの部品が社外品に変わってしまうのは、新しいモデルよりも古いモデルで見かける事が多くなってきます。

但し改造品に関しては正規メーカーで断られても、時計修理専門店では対応してもらえる可能性は高いです。正規メーカーで断られても、諦めずに時計修理専門店の方へ問い合わせてみてください。

コピー品に関しては、正規メーカー、時計修理専門店共に受け付けてはもらえないでしょう。

保証期間が過ぎてしまった後は、有料となってしまいますので予算や信頼に応じて正規メーカー、もしくは時計修理専門店を選択されてみてはいかがでしょうか。

廃盤品となったロレックスはいつまでつかえるの?

廃盤となってしまったロレックスが、いつまで使えるのかを確認します。機械式ムーブメントを搭載した腕時計は、一生物を言われる程ですが何もせずに使い続ける事はできません。

メンテナンス等を行わず使い続ければ、いずれロレックスは動かなくなってしまいます。定期的なオーバーホールこそが、ロレックスを長く使い続けるコツなのです。

オーバーホールを行うにあたって重要になってくるのは、部品交換が発生した際に必要な部品をストックしているか、または取り寄せ可能かが重要になってきます。

ロレックスの廃盤モデルの部品保有期間は25年です。この期間を過ぎてしまったロレックスがいつまで使えるか確認していきましょう。

ロレックスに寿命はある?

ロレックスを含む、一般的な腕時計の寿命はこちらです。実働年数となります。

機械式腕時計 50~60年
クオーツ式腕時計 20~30年

表からも確認できますがクオーツ式腕時計よりも、機械式腕時計の方が時計寿命が長いです。

これは機械式が金属部品の集合体であるのに対し、クオーツ式は金属製部品に加えて電子制御部品も含んでいるからです。

電子制御部品の寿命が20~30年程なので、それに合わせてクオーツ腕時計の寿命も短くなります。

少しでも寿命を延ばすケアとしては、使用後は腕時計についてしまった汗や汚れを拭き取ってあげると良いです。

状態の悪いまま保管しても時計自体にダメージを与えてしまい、動いていなくても劣化は進んでいきます。

因みに使用しない場合は、なるべく保管状態の良い場所にしましょう。湿気がなく直射日光の当たらない場所が良いです。

また使用しなくとも、1か月1回程は動作させてあげましょう。動かさなすぎても時計は調子を落としてしまいます。

ロレックスであっても時計寿命は避けられません。少しでも長持ちさせる為に大切になってくるのは、定期的なメンテナンスです。高額で購入したロレックスです。大切に使ってあげましょう。

私がまだ20代の頃に、母にプレゼントしたクオーツ式の懐中時計について紹介します。当時、仕事について初めてもらった給料で母親へプレゼントしました。

セイコーのクオーツ式の懐中時計、当時8,000円程だったと思います。この懐中時計ですが、なんと30年近く動き続けているのです。現在も問題なく動いています。

アルバ 懐中時計

オーバーホールも特に行っておりません。但し電池が切れた時は交換していました。クオーツ式時計の平均寿命に近づきつつあるのに快調である事は驚きです。

実用はあまりしていないと聞いていますので、時計に負担がかからなかったのでしょうか。使用しても使用後汚れを拭き取って保管していたとの事です。

この例より時計を使用後の、ケアの大切さが推察されます。普段お使いのロレックスも使用後は、清潔な状態を保つケアをしてみてはいかがでしょうか。

柔らかいセーム布などで拭き取ってあげるなど。日々のちょっとしたケアが、思わぬ効果を発揮するかもしれません。

ロレックスが定める部品保有期間を過ぎてしまったモデル

ロレックスが定める部品保有期間をすぎてしまったモデルは、正規メーカーでは断られる可能性がでてきます。

部品の交換を伴う修理や、オーバーホールに対応できない場合があるからです。

では時計の修理を行なってくれる、もう一方の時計修理専門店ではどういった対応となるのでしょうか。

時計修理専門店ですと、正規メーカーでは用意できなかった交換部品のストックがある場合があります。

または社外の代替品を用意してくれたり、技術力の高い店舗になりますと自分の店舗内で作り出したりする事もあります。

社外品の部品が混ざってしまう事が、気になる方もいらっしゃるかもしれません。しかし部品の供給がない状態です。ある程度はこの際妥協すべきでしょう。

ネットに精通している店舗になると、ネットオークション等で探してくれる場合もあります。※長年ネットオークションで時計を販売していた時に、時計店舗の方から落札された事が何回かあります。

このように部品保有期間を過ぎてしまい、正規メーカーの保証外となってしまったモデルは時計修理専門店の方が柔軟に対応してくれる可能性が高いでしょう。

このことはロレックスに限った事ではなく、他の時計ブランドにも言える事になります。

ロレックスが定める部品保有期間を過ぎてしまったモデルについては、時計修理専門店に任せるのが、アンティーク品としての価値も落とさず予算的にも納得のいく金額である事が多いでしょう。

しかし高額なロレックスです。安心して任せられる修理店を探し出したいものです。

廃盤モデルのロレックスは、正規メーカーでは受け付けてもらえない事をお話しました。しかしそれは日本ロレックスに限った事で、本国スイスでは対応が変わってくるようです。

スイスでは交換パーツを用意し、対応してくれるのです。国内の腕の良い時計修理専門店が自店舗で交換パーツを作り出すのと同様の対応を行ってくれるのでしょう。

しかし膨大な時間と料金が掛かってしまいます。コストパフォーマンスを考えますと新品を購入した方が良いように思える位です。

お持ちのロレックスに、お金にはかえられない特別な思いがあるのであれば、問い合わせてみるのも良いかもしれません。

部品保有期間を過ぎてしまったロレックスのオーバーホールについて

部品保有期間を過ぎてしまったロレックス、つまり正規メーカー保証外となってしまったロレックスを実際にオーバーホールする場合について確認します。

保証対象外となる程のモデルとなると、アンティーク品のロレックスではないでしょうか。

程よく焼けた文字盤、傷はあるものの歴史を感じさせてくれるケース、ロービートの時を刻む音、新品にはない魅力がそこにはあります。

アンティーク品のロレックスは、希少価値も高く正に唯一無二の存在なのです。そんなアンティーク品のロレックスの魅力を損なわないためのオーバーホールの注意点を紹介します。

廃盤品となったロレックスをオーバーホールする際の注意点

アンティーク品のロレックスとなりますと、当時となるべく変わらない状態を維持していく事が価値を落とさない重要なポイントになってきます。

しかし正規メーカーでは、時計の部品に難ありと判断されてしまえば交換を進められます。傷んだ文字盤やケース、時計の針等も対象です。

しかしアンティーク品のロレックスの良さは、その古い趣きです。程よく焼けた文字盤に古ぼけた時計の針、アンティーク品のロレックスとしての魅力がそこにはあります。

使える部品は極力そのまま使用し、当時のまま使用する事を第一に考えるべきです。特に時計の外観部品(文字盤や時計の針)は交換してしまうと、アンティーク品らしさ自体が薄れてしまい、結果として価値をなくしてしまうといった結果にも…

ゼンマイやゴムパッキンといった消耗品は除くとして、なるべく部品交換をしないオーバーホールを心掛けてみましょう。

アンティーク品のロレックスのオーバーホールについては、別記事でも紹介しています。もしよろしければご確認下さい。

ロレックスのアンティーク時計を修理やオーバーホールに出す際の注意点 ロレックスにも、アンティーク品の時計が存在するのをご存じでしたでしょうか。ロレックスの創業は、1905年と大変古...

廃盤品となったロレックスは熟練した修理店に依頼する

廃盤モデルとなりますと希少価値も高い可能性があります。そんなロレックスですので、メンテナンスは信頼できる店舗に任せたいものです。

店舗選びのコツはこちらになります。

  • 古くから創業している店舗
  • アンティーク時計を商品として販売している店舗。ロレックスであれば尚良い
  • 問い合わせを行った時に丁寧に対応してくれる(電話対応含)

やはり長い歴史をもつ修理店舗が、アンティーク品のロレックスの修理を得意とする場合が多いです。お近くでご存じであれば、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。

更に、アンティーク品のロレックスが販売されているような店舗でしたらベストです。検討中の修理店が、ホームページを出していたら確認してみてはいかがでしょうか。

アンティーク品としての価値を落とさない為に、交換しないほうが良い部品はこちらになります。参考までにご確認下さい。

  • 文字盤のリダン(文字板書換え)や交換
  • 時計の針の交換
  • 時計ケースの交換
  • 時計ケースの研磨サービス

外観部品は、交換は極力しない方が良いでしょう。交換するとしても、ゼンマイやゴムパッキン等の消耗品に留めておきたいものです。

良い修理店に出会う事は、アンティーク品のロレックスの寿命を延ばす事に繋がります。納得のいく店舗を探し出しましょう。

少々手の掛かるアンティーク品のロレックスですが、手間に見合った魅力があります。

当店もアンティーク品のロレックスのオーバーホールは得意としております。お気軽にご相談下さい。

まとめ

ではおさらいしていきましょう。ロレックスの平均的な寿命はこちらになります。実働年数です。

機械式腕時計 50~60年
クオーツ式腕時計 20~30年

次にオーバーホールを行った際の保証期間についてです。

正規メーカー 2年
時計修理専門店 1年(平均)

正規メーカーの方が手厚いです。しかし正規メーカーが保証対象外とする古いモデルになってくると時計修理専門店の方が何かと融通が利きやすいです。

部品保持期間を過ぎてしまったモデルに関しては、時計修理専門店を選択された方が良いのではないでしょうか。

機械式のロレックスであれば、少なくとも半世紀は共に過ごす事になります。実用しない期間があればそれこそ半世紀以上ともなります。

部品のストックもなくなってしまう不安も拭いきれないかもしれません。しかし良い店舗に巡り合えば、親身になって対応してくれるはずです。

楽しい時も辛い時もいつも一緒にいてくれるパートナーを、良い状態で長く使ってあげましょう。

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