確か私が腕時計に興味を持ち始めたのは、30代の前半の頃でした。時計の魅力に取りつかれた私は、自分に合った腕時計探しをするのですが、何となく似合いません。
どうしてだろう…
理由を考えていて気付いたのが、手首が細い事でした。当時の腕回りは14.5センチほどでした。現代のメンズの時計を付けると、どれも大きすぎて違和感があったのです。
当時悩んだ私は、通っていたスポーツジムのインストラクターに「手首を太くする」トレーニングを教えて欲しいと頼み込み、実践するもすぐに大きくなるものでもありませんでした。
すぐには無理である事を悟った私は、自分の手首のサイズを大きくするよりも、手首に合った腕時計を探す事になるのですが…
今回は私の経験を踏まえてまして「手首が細いと腕時計は似合うのか似合わないのか」について解説していきたいと思います。
何故手首が細いと腕時計が似合わないと感じてしまうのか
手首に比べてサイズが大きい腕時計となると、妙に腕時計がごつく感じてしまいませんか。存在感があるといいますか、腕時計が目立ってしまうといいますか…
手首回りに合ったサイズではないとやはり、違和感がどうしてもでてしまうものです。
現代の腕時計のサイズは大きいものが多いのも背景にあると思います。手首が細いと大きめの腕時計しか選べず、結果としては納得がいかずますます選択肢が少なくなるという…
でも時計に興味を持ち始めて感じて間もない頃は、どうしても大きめのケースサイズの腕時計に目がいきがちですよね。
大きめの腕時計は映えますので、魅力的に映ってしまうもの。私自身もそうでした。
自分が希望する腕時計のサイズと、実際の手首の大きさのギャップが似合わないと感じてしまう要因となってしまっているのではないでしょうか。
腕回りのサイズに合った時計の見つけ方
「目立つ」「映える」などの理由だけで、大きめのサイズの腕時計を選んではいけない事は分かりました。
では次に自分に合った腕時計の、サイズはどう見つけたらよいのでしょうか。
この章では腕時計の大きさで、確認したいポイントを解説していきます。見るべきポイントは3つです。
では確認していきましょう。
時計を付ける位置(手首の甲)よりも小さめのサイズにする
腕時計はどの位置につけられますか。手首より少し奥の辺りでしょうか。
この腕時計が乗ってくる手首の甲の直径よりも、2~3回りほど小さめのサイズを選択してみては如何でしょうか。
手首の甲と同じもしくは、大きくなってしまうとベルトが「V字」のようになってしまい、違和感がでてきてしまいます。
腕に付けているというより、腕に乗っかっているといったイメージでしょうか。似合わないと感じてしまうのも納得ですね。
定規などで手の甲の長さを測ってみると、具体的な数値がでます。
腕時計が手首の甲よりも小さめなサイズの数値を憶えておくと、腕時計のサイズを選ぶ際に参考になるはずです。
腕時計のサイズだけではありません。腕時計自体が重いと手首の負担となってしまう
腕時計の重量も、サイズと同じ位重要になってきます。腕時計が重過ぎると、腕への負担になってくるからです。
手首が細いとその分負荷も大きくなります。更にはベルトで腕、回りを締めつける事になりますので、更に負荷は大きいです。
重量についても、腕時計の商品ページに記載があります。ただ重量については、グラム数が書いてあっても重いのか軽いのか想像つかないですよね。
つけてみないと何ともいえないのではないでしょうか。
もう一つ考えないといけないのは、長時間腕に付けた状態であっても大丈夫かという事です。長時間腕時計を付けている事で、疲れが発生する事もあります。
腕時計の重量感については、可能であれば試着してみた方が良いかと思われます。少なくとも腕時計の重量は軽いに越したことはないようです。
腕時計のサイズと同じ位に、腕時計の厚みにも注意する
サイズの大きい腕時計は、その大きさに比例するかのように、厚みがある事が多いです。それこそ腕が太いと、厚みのある腕時計は迫力があります。
しかし細みの腕となると…腕時計の厚みに関しても可能な限り、薄型である方が良いです。
因みにですが機械式腕時計よりも、クオーツ式腕時計の方が薄型である傾向にあります。ムーブメント(時計の動作を司る部分)に電子制御部品が使われている分、厚みのない作りになりやすいからです。
腕時計の商品ページにはサイズの他、厚みについても記載があるはずです。厚みに関しても意識してみて下さい。
私の場合ですが、手首のサイズが15センチ前後の時は、厚みが10ミリくらいの時計が合っていたような気がします。
アンティーク時計は、手首が細い人にも良く似合います!
意外に感じるかもしれませんが、アンティーク腕時計は手首の細い方にも良く似合います。アンティーク腕時計は、現在の時計に比べると総じてサイズが小さいからです。
平均サイズ的には30~34ミリ程でしょうか。スクエアタイプ(四角形)になると、30ミリを切っている腕時計も存在します。
「メンズですか」と思われた方も多いのではないでしょうか。30~34ミリのアンティーク腕時計はメンズです。
因みにレディースのアンティーク腕時計になると、平均20ミリ前後まで小さくなります。
専門店やインターネットと購入しづらいのが難点ですが、サイズが合う腕時計を探し出せる可能性は高いです。この機会に探してみては如何でしょうか。
もし手首を大きくしたいのであればパーソナルジムに通うのが早道
私自身の、現在の手首のサイズは18センチ程です。腕時計に興味を持ち始めた頃は、14.5センチ程でしたので、3センチ程大きくなった事になります。
手首にコンプレックスを感じて、通っていたスポーツジムのインストラクターに相談して、トレーニング内容を聞いたりしましたが中々効果はなかったです。
しかし自分で自由にトレーニングする一般のジムから、トレーナーがつくパーソナルジムに替えてから、メキメキ効果がでました。
やはり正しい姿勢のトレーニングは効くのだと、改めて感じた次第です。通って1年ほどで14.5センチから18センチ程にサイズアップしています。
ただ手首だけが太くなったのではなく、全体的に筋肉がつく事にはなってきます。
もし手首がどうしても気になってしまい、腕時計をつけたくないのでしたら無理して購入せずにパーソナルジムへ通ってみるのもよいのではないでしょうか。
少々料金が高いのが難点なのですが…
腕時計をレンタルして自分に合った腕時計を探す方法もある
写真や記載されているサイズだけで、腕時計が合うかどうか判断は難しいと感じたりしませんか。一度購入してしまえば、長く使う事になるので、試着位はしたいですよね。
そんな時は「時計レンタル」のサービスを利用してみるのは如何でしょうか。腕時計をCDレンタルみたいな感覚で、気軽に借りる事が出来るサービスになります。
こちらのサービスを使えば、実際に着用してみるどころか実用できます。レンタルし続けるも良いですし、気に入れば返却して同じモデルの腕時計を購入すれば、納得の腕時計を探し出せた事になりませんか。
自分にあった腕時計探しの手段としてとても有効ではないでしょうか。
まとめ
今回は手首が細いと腕時計は似合わないのか、ではどうやって似合う時計をどうやって探せばいいのかについて解説してみました。
ポイントをおさらいしてみましょう。
- 腕時計を付ける位置(手首の甲)より1~2回り小さなサイズ
- 腕時計の重量はなるべく軽いもの
- 腕時計の厚みはなるべく薄いもの
また腕時計に興味を持ち始めた頃は、どうしても大きめのサイズの存在感のある時計に目が行きがちです。しかしここはなるべく我慢です。
手首の細さが気になりながらも、大きめのサイズの腕時計が欲しい思いがある内は購入を控えた方が良いかもしれませんね。
意外なところではアンティーク品の腕時計は小さめで、手首の細い方に似合う腕時計が多いです。
ただアンティーク腕時計は「思ったよりも小さかった…」と感じる傾向にあるので、できれば実物を見て購入したいところです。
もしお近くにアンティーク時計の専門店があるようでしたら覗いてみるのも良いかもしれません。
これまで腕時計が欲しい場合、購入するしかありませんでした。しかし今は「時計をレンタル」する方法もあります。
高かったブランドの腕時計が、レンタルであればお手頃の料金で使えるのです。
レンタルですので時計が合わなかったり飽きたりすれば、短い期間で交換する事ができます。結婚式やデートなどのイベント日に合わせてレンタルもできますし、とにかく使い勝手の良いのが時計レンタルサービスです。
時計レンタルサービスの中でもコスパ、時計の取り扱い数が一番なのが「KARITOKE(カリトケ)」です。
因みにカジュアルプランであれば、月3,980円でレンタルできます。
「KARITOKE(カリトケ)」の時計レンタル、これを機会に利用してみては如何でしょうか。