就職活動では、ビジネススーツや靴、バッグ、名刺入れなど多くのアイテムを準備する必要があります。
バッグのデザインやネクタイとスーツの組み合わせなど、悩むポイントは多いのではないでしょうか。
その中でも、小さなアイテムながら重要な役割を担っているのが腕時計です。
今回は就職活動を行う方に向けて、面接で腕時計が必要な理由や、腕時計を選ぶポイントを解説します。
また、おすすめの腕時計も紹介するので、就職活動にぴったりな腕時計を探してみてください。
就職活動に腕時計をつけるべき理由
ここでは、就職活動でなぜ腕時計をつけるべきなのか解説します。
改めて、腕時計をつけるメリットを確認しておきましょう。
腕時計の着用がフォーマルとされているため
面接官の多くは、30代以降の社会人であり、経験も備えた人たちになります。
社会で多くの経験をしてきた方にとって、腕時計の着用はもはやビジネスマナーの一部として認識されている場合が多いでしょう。
「ビジネスマナーを守れている」という観点で一定の評価を得るためにも、ビジネスマンとしての基本である「腕時計」を着用するのがおすすめです。
面接時間を把握するため
企業によっては、1人あたりの持ち時間を決めてPRしてもらう集団面接を行うところも珍しくありません。
しかし、自己PRをしながらスマホで時間を確認したら、面接官からの印象が悪くなってしまいます。
そのほか、グループディスカッションでチームごとの話し合いを設けて議論を交わす場合もあります。
腕時計を着用していれば、腕を確認するだけで時間を把握できるため、タイムキーパーとしての役割も果たせるでしょう。
時間に正確な印象を与えるため
清潔感のある髪型や服装をして腕時計を着用すれば、それだけで時間に正確な印象を与えることができます。
社会人になったら営業や出張など、常に時間を意識しながら動くスキルが必須です。
ネクタイに匹敵するほどのマストアイテムではありませんが、社会人経験のあるビジネスマンは腕時計の重要性を認識しています。
面接官に好印象を与えるためにも、腕時計を身につけていて損はないでしょう。
就職活動に合う腕時計を選ぶポイント
腕時計といっても、何でも良いわけではありません。
ここでは、就職活動に相応しい腕時計の選び方を解説します。
就職活動に合う腕時計を選び、面接を有利に進めましょう。
高級すぎない腕時計を選ぶ
リクルートスーツの価格帯は2万円〜5万円台が平均的なので、腕時計も1万円〜3万円くらいのものにするのがおすすめです。
もしくは、デザインによってはそれ以下の安い腕時計でも問題ありません。
就職活動をするのに、一点豪華主義は不要です。
スーツと腕時計に、統一感を持たせることを意識しましょう。
スーツに馴染む色合いの腕時計を選ぶ
リクルートスーツや靴、バッグは黒が一般的なので、腕時計は白・黒・ブルー系の文字盤がおすすめです。
ベルトの種類はシルバーステンレスか、黒革ベルトの腕時計を着用すれば全体の雰囲気に馴染みやすくなるでしょう。
腕時計を身につけたときに「違和感がないか?」を確認してみてください。
アナログタイプの腕時計を選ぶ
デジタル時計とアナログ時計なら、アナログ時計の方がフォーマル性が高くなります。
そのため、就職活動ではアナログタイプの時計を選ぶようにしましょう。
就職活動にNGな腕時計の特徴
就職活動に適した腕時計の選び方を解説しましたが、ここでは逆にNGな腕時計の特徴を解説します。
自分の腕時計が当てはまっていないか、確認しておきましょう。
ハイブランドな腕時計
ハイブランドの腕時計は、面接官からの印象が好ましくありません。
面接官によっては、TPOの観点からビジネスマナーに反していると判断されて、不採用となる場合も考えられます。
仮に着用するにしても、あまり目立たないよう袖の内側に入れておくなどの対策をした上で、面接に挑みましょう。
派手な文字盤やベルト
ハイブランドな腕時計でなくても、デザイン性の高い腕時計はたくさんあります。
文字盤が大きくてゴツゴツしたタイプや、ゴールドのベルトの腕時計だと、遠目からでも悪目立ちしてしまうので絶対に避けましょう。
就職活動の面接では、落ち着いたデザインのアイテムがおすすめです。
スマートウォッチ
スマートウォッチは、就職活動に不向きです。
タイプによってはスマートフォンと連動させて、プライベートな連絡も簡単に確認できて便利ですが、面接時には気が散ってしまう原因に。
面接官からの印象もあまり良くないので、スマートウォッチは使わないのが無難です。
また、ラバーベルトやナイロンベルトなども多いので、この点も就活に向かない特徴として挙げられます。
面接に腕時計を忘れてしまったときの対処法
ここでは、面接当日に腕時計を忘れてしまった場合の対処法を紹介します。
腕時計を忘れても焦らないように、確認しておきましょう。
近くの量販店で購入する
面接の時間まで余裕があるのなら、近くの量販店で代用品を購入することもできます。
腕時計は、就職活動の面接に必須のアイテムというわけではありません。
ましてや、面接を受ける人がどんなブランドの腕時計を着用しているかを確認されることは、まずないでしょう。
代用腕時計の金額は、1万円以下でも問題ありません。
長袖で隠す
手首を、スーツの長袖で隠すように意識する方法もあります。
面接中に時計を確認する仕草をしないように気をつけるほか、時間を把握する必要のない面接なら特に問題ありません。
仮に、面接中に腕時計を着用していないことがバレても、低評価を受ける可能性は低いでしょう。
腕時計がなくても大きな影響はないから気持ちを切り替える
面接では、腕時計がなくても大きな減点にはなりません。
あくまでも、「着用していればプラスになる可能性がある」ということです。
気持ちを切り替えて、前向きに面接を受けることが一番重要でしょう。
なお、腕時計を忘れないための対処法として、100均などで購入したスペアをビジネスバッグに用意しておく方法もあります。
面接におすすめの腕時計3選
ここでは、面接におすすめの腕時計ブランドを3つ紹介します。
面接用として、1つでも持っておくと安心でしょう。
カシオ スタンダード
カシオスタンダードは、カシオシリーズの中でも落ち着いたデザインが特徴的。
清潔感を与えてくれるので、面接におすすめの腕時計です。
プライベート仕様もできてリクルートスーツにも馴染みやすく、使い勝手の良い腕時計と言えます。
セイコー セレクション
セイコーのラインナップには、リーズナブルなものから高級志向な時計まで、さまざまなモデルが揃っています。
中でもセイコー セレクションは、メンズからレディースまで、多彩な腕時計を選ぶことができるブランドです。
シンプルなデザインへの評価が高く、就職活動にもぴったりでしょう。
シチズン アテッサ
シチズン アテッサは、シリーズの中でも使い勝手が良く、さまざまなシーンで愛用できる人気モデルです。
シンプルなので就職活動の面接に向いていますが、プライベートで使用しても清潔感を与えてくれるでしょう。
ステンレスよりも軽いチタニウム製のベルトや、ソーラー式などの時計もあるので、自分に合ったモデルを選ぶことができます。
【まとめ】就職活動の面接ではシンプルな腕時計を選ぼう
今回は、就職活動に適した腕時計の選び方やおすすめのブランドについて紹介しました。
就職活動の面接では、腕時計が必須アイテムというわけではありません。
しかし面接官をはじめ、多くの社会人は腕時計の重要性を高く評価しているのも事実です。
「腕時計を着用していないから面接で落とされる」ということはありませんが、腕時計をつけることで好印象を与えることはできます。
腕時計を選ぶ際には、服装や髪型、全体の雰囲気に合わせたものを選ぶようにしましょう。
シンプルかつ上品な腕時計はたくさんあるので、ぜひ納得のいく1本を探してみてください。
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